オランダの乳製品大手フリースランドカンピーナの子会社フリージアン・フラッグ・インドネシアは2日、首都東郊に建設した乳製品の現地第3工場を開所した。牛乳・練乳を製造する。年産能力は70万トンで、最大100万トンまで拡張できる。

　西ジャワ州ブカシ県チカランに建設し、同日に開所式を行った。投資額は2億5700万ユーロ（約446億円）で、フリースランドカンピーナの国外生産拠点としては過去最大の投資となる。敷地面積は25万4平方メートル。日量400トンの生乳を処理できる。

　開所式に出席した産業省アグロインダストリー局のプトゥ局長によると、20の協同組合の酪農家3万人が同社に生乳を供給する。年間の購入額は8000億ルピア（約79億円）に上る見通し。


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