商務省貿易局の発表によると、2024年5月の国境貿易額は前年同月比17.5％増の1762億1400万バーツ（約7660億円）だった。中継貿易を含むもので、輸出額は24.5％増の1112億9100万バーツ、輸入額は7.3％増の649億2300万バーツ。ラオスやマレーシア、中国向けなどが増加する一方、ミャンマー向けが落ち込んだ。
　国境を接する4カ国への輸出に限ると、対ラオスが13.8％増の163億1500万バーツ、対マレーシアが7.0％増の156億7400万バーツ、対カンボジアが4.2％増の120億9800万バーツ、対ミャンマーが12.3％減の119億5800万バーツだった。
　一方、中継貿易を経由する3カ国・地域（中国南部、ベトナム、シンガポール）への輸出では、対中国南部が96.6％増の370億200万バーツ、対シンガポールが25.4％増の52億9600万バーツ、対ベトナムが21.4％減の33億9000万バーツだった。
　1～5月の国境貿易額は前年同期比2.9％増の7502億7500万バーツ。うち輸出額が4.0％増の4379億1500万バーツ、輸入額が1.3％増の3123億6000万バーツだった。


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