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  ニュース     2025/02/03 19:59

ベトナム:旧正月の国内旅行1250万人、HCM市が省市別首位 無料記事

 ベトナム国家観光局によると、2025年のテト(旧正月、25年は1月29日)連休期間の国内旅行者数は1250万人に達し、省市別ではホーチミン市が約210万人で最高だった。トイチェーが2日付で伝えた。

 25年の連休は1月25日~2月2日の9日間と長く、好天もあって全国の観光地がにぎわいを見せた。国内旅行者数はホーチミン市に次ぎハノイ市が約100万人で2位。これに世界遺産のハロン湾がある北部クアンニン省が96万9000人で続いた。一方、外国人観光客の国内旅行先は同省が22万8700人で最も多く、これに中部ダナン市が22万8000人、中部クアンナム省が15万7000人で続いた。

 観光収入(推定)はホーチミン市が7兆6900億ドン(約472億円)でトップ。これにハノイ市が3兆5000億ドン、クアンニン省が2兆6600億ドンで続いた。ホテル稼働率はサパ(北部ラオカイ省)が90~95%で最も高く、フーコック島(南部キエンザン省)が73%、ホーチミン市が65%で続いた。

 一部の港湾都市では国際クルーズ船で多くの外国人観光客を受け入れた。ダナン市では2隻が寄港し、欧米人が計1800人訪問。クアンニン省では4隻が寄港し、乗客6000人、乗組員4000人が入国した。

 連休中はベトナム人の海外旅行も活況で、旅行先は中国や台湾、日本、韓国、タイ、シンガポールが多かった。


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