総合物流の山九は18日、西部トゥアス地区に大型の物流センターを建設すると発表した。既存倉庫の建て替えで施設面積を2.2倍に拡張し、2025年9月にも稼働させる。同社にとって東南アジア最大級の物流センターになるという。全フロアに22度前後の温度帯管理機能を完備し、医療・医薬関連の利用を見込む。

　敷地面積は1万9230平方メートル、鉄筋コンクリート4階建てで施設面積は3万7975平方メートル。政府が開発中のトゥアス港に近接しており、利便性を生かして国際物流貨物の需要を取り込む。

　通路幅の狭い高層ラックを備えた保管効率の高い物流センターとする。また、省力化に向けて搬送用の自動フォークリフトを導入。屋上には太陽光発電設備を設置し、温暖化ガスの排出削減に貢献する。


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