【亜州ビジネス編集部】アンワル首相は19日、株式の上場規制を年内に緩和すると明らかにした。新規株式公開（IPO）手続きの迅速化に向けて証券規制当局と証券取引所が改革を推進すると強調。証券市場の魅力を高め、より多くの投資家を誘致したい考えだ。ロイター通信などが19日付で伝えた。
　アンワル首相はまた、証券取引所での取引にかかる印紙税の7月からの引き下げも発表した。税額を約定額の0.15％から0.10％に引き下げ、また約定1件当たりの上限を1000リンギ（約3万700円）とする。取引の活性化を促し、マレーシア株式市場の競争力を引き上げることが狙いと説明した。


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