【亜州ビジネス編集部】航空MRO（整備・修理・分解点検）サービスのSIAエンジニアリング（SIAEC）は2日、航空機内装の改修・改造の設計・技術支援を手掛ける合弁会社、ジャムコエアロデザイン＆エンジニアリング（本社：シンガポール）への出資比率を55％に引き上げると発表した。合弁相手で航空機内装品メーカーのジャムコ（本社：東京都立川市）から株式10％を追加取得する。取得額は91万5200米ドル。

　このほど株式売買契約を交わした。SIAエンジは、定期的に行っているポートフォリオ見直しの結果、追加出資を決めたとし、ジャムコエアロが今後、客室の改修・改造サービスで重要な役割を担うことになると説明した。

　同合弁は2004年設立。現在はジャムコが50％、同社傘下のジャムコアメリカが5％、SIAエンジが45％を出資している。


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