【亜州ビジネス編集部】JFEスチールは1日、二酸化炭素（CO2）排出量を削減した同社のグリーン鋼材「JGreeX」のシンガポール鋼材問屋への販売を開始すると発表した。「マスバランス方式」と呼ばれる手法を用いてCO2排出量を大幅に削減した製品で、東南アジア向けの販売は初めてとなる。

　造船・建築・海洋構造物分野向けに厚鋼板を販売する現地の鋼材問屋への販売が決まった。同問屋はCO2排出量を2028年までに50％削減する目標を掲げており、年2000トンのグリーン鋼材の販売を計画。初のグリーン鋼材として「JGreeX」を採用した。


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