米パソコン（PC）大手HPは24日、電子機器受託製造サービス（EMS）大手の地場サット・ヌサプルサダと提携し、シンガポールに近いバタム島の工場でノートPCとプリンターの生産を開始したと発表した。生産能力はノートPC、プリンターともに1日280台。コンタンなどが伝えた。

　政府が定めた国産化率を満たしたノートPCとプリンターをそれぞれ3モデル生産する。ノートPCの国産化率は27％前後、プリンターは33％超。将来は生産品目を増やす。

　サット・ヌサプルサダはバタム島に拠点を構え、中国通信機器大手の小米（シャオミ）などから生産を受託してきた。24年の売上高は約1億2300万米ドルだった。


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