【亜州ビジネス編集部】荏原製作所は15日、ペナン州のバトゥカワン工業団地に新設した事務所兼工場を開所し、本格稼働したと発表した。投資額は3000万リンギ（約9億円）。コンポーネント機器・半導体製造装置の販売やアフターサービス、ドライ真空ポンプのラックの製造・部品調達を手掛ける。同州を中心に半導体など電気・電子部品の分野で投資が活発化する中、サプライチェーン（供給網）を強化する。

　現地法人のエバラ・プレシジョン・マシナリー・マレーシアが本格稼働した。敷地面積は3772平方メートル、建屋面積は2185平方メートル。ペナン州当局によると、60人の雇用創出が見込まれる。


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