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  ニュース     2024/08/01 20:55

ベトナム:EVのビンファスト、オマーンに中東初の店舗開設 無料記事

 国産電気自動車(EV)メーカーのビンファストは7月31日、オマーンの首都マスカットに中東初のショールームを開業したと発表した。スポーツ多目的車(SUV)のBセグメント「VF6」やCセグメント「VF7」、Dセグメント「VF8」、Eセグメント「VF9」などを展示する。

 現地販売代理店のバウワン・オートモービル・トレーディングが面積303平方メートルの店舗を設けた。ビンファストは今年2月にバウワンを販売代理店に指名。契約期間は2027年までで、この間に13店舗の展開を目指す。

 海外では現在、米国とカナダ、フランス、ドイツ、オランダ、インドネシア、フィリピンの7カ国に店舗を構えている。中東では今後、アラブ首長国連邦(UAE)とカタールへの進出を予定している。

■地場ディーラーと代理店契約

 ビンファストは29日、ベトナムの地場ディーラーのHBCビンミン・インベストメントと販売代理契約を結んだ。HBCビンミンは31日に北部イエンバイ省にショールームを開設しており、年内には国内11店舗まで拡大する方針。来年第1四半期にはインドネシアとインドにも出店する計画で、海外市場でビンファスト製EVを販売する初の地場ディーラーとなる。

 HBCビンミンは2017年設立で、北部フート省に本社を置く。国内で10カ所余りのショールームを展開しており、その一部をビンファストのショールームに転換するとしている。


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