ニュース 2023/09/13 20:59
マレーシア:大建工業、サラワクの植林会社を買収
日系企業 農業・食品 その他製造 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】建材メーカーの大建工業は12日、サラワク州の植林会社WTKリフォレステーションを買収すると発表した。中密度繊維板(MDF)の生産で原料の植林木化を加速する狙い。安定調達を実現すると共に自然林の伐採抑制につなげる。
現地子会社のダイケンサラワク(DSK)を通じてWTKの親会社と11日に株式売買契約を交わした。全株式を年内に取得し、自社植林木の調達可能量を現状の約2倍に引き上げる。調達能力を高めることで、品質・価格が安定した製品供給体制を構築する。
WTKは2000年設立。同州ビントゥルから約80キロメートルの位置に54平方キロメートルの植林用地を持ち、アカシアやマメ科のファルカタを植林している。
DSKのMDF年産量は9万立方メートル。現在は原料の5割に自社と他社の植林木、残り5割にラワン材の製材端材を使用しており、2025年度中に全量を植林木に切り替える目標を掲げている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
現地子会社のダイケンサラワク(DSK)を通じてWTKの親会社と11日に株式売買契約を交わした。全株式を年内に取得し、自社植林木の調達可能量を現状の約2倍に引き上げる。調達能力を高めることで、品質・価格が安定した製品供給体制を構築する。
WTKは2000年設立。同州ビントゥルから約80キロメートルの位置に54平方キロメートルの植林用地を持ち、アカシアやマメ科のファルカタを植林している。
DSKのMDF年産量は9万立方メートル。現在は原料の5割に自社と他社の植林木、残り5割にラワン材の製材端材を使用しており、2025年度中に全量を植林木に切り替える目標を掲げている。
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