ニュース 2024/09/08 20:51
フィリピン:7月の失業率4.7%に上昇、1年ぶり高水準
経済・統計 労働 フィリピン
フィリピン統計庁(PSA)が6日発表した2024年7月の失業率は4.7%となり、前月から1.6ポイント上昇した。前月を上回るのは2カ月ぶり。23年7月以来、1年ぶりの高水準となった。若年層の失業者が急増した。
就業者数が前月比で3.5%減の5007万4000人に縮小する一方、失業者数は46.6%増の237万5000人と大きく拡大。15~24歳の若年層の失業者が75.6%増え、全体に占める割合が4割に達した。同年齢層の失業率は14.8%で、前月から6.2ポイント上昇した。
全体の労働参加率は前月を2.5ポイント下回る63.5%に低下。不完全就業率は横ばいの12.1%だった。
失業率は20年4月に新型コロナウイルスの影響で集計開始以来の最高となる17.6%に達した。ただその後はおおむね改善傾向にあり、23年12月には現行基準で最低となる3.1%を記録。24年6月も3.1%だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
就業者数が前月比で3.5%減の5007万4000人に縮小する一方、失業者数は46.6%増の237万5000人と大きく拡大。15~24歳の若年層の失業者が75.6%増え、全体に占める割合が4割に達した。同年齢層の失業率は14.8%で、前月から6.2ポイント上昇した。
全体の労働参加率は前月を2.5ポイント下回る63.5%に低下。不完全就業率は横ばいの12.1%だった。
失業率は20年4月に新型コロナウイルスの影響で集計開始以来の最高となる17.6%に達した。ただその後はおおむね改善傾向にあり、23年12月には現行基準で最低となる3.1%を記録。24年6月も3.1%だった。
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