市場調査会社アジアプラスが発表した「バイク配車アプリ人気調査2024」によると、シンガポール系の大手グラブが市場シェア42％で首位に立ったものの、21年（60％）からは18ポイント低下した。若い世代に人気が高い地場Be（ビー）がシェアを伸ばしているほか、地場コングロマリット（複合企業）大手ビングループ系の企業が新規参入したことで競争が激化している。
　2位以下のシェアは、◆ビー＝32％（21年比で13ポイント上昇）◆ビン系の電気自動車（EV）タクシー会社グリーン・アンド・スマート・モビリティー（GSM）＝19％（23年参入）◆インドネシア系のゴジェック＝7％（11ポイント低下）――だった。
　ビーは若い世代からの人気が高く、16～23歳ではシェア首位だった。一方、ゴジェックは9月初めにベトナム市場からの撤退を発表。シェア低下を受け、16日をもって全てのサービスを終了する。


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