ニュース 2024/12/16 20:57
タイ:製油バンチャークがカリ鉱山買収、28年に生産開始へ
石油 鉱業・金属 タイ
政府系の製油大手バンチャーク・コーポレーションは13日、東北部ナコンラチャシマ県で炭酸カリウム鉱山を開発中のタイカリを買収したと発表した。増資株を取得して出資比率を65%とした。肥料の原料となるカリを国内生産することで輸入削減に貢献するとしている。2028年第4四半期の生産開始を目指す。
タイカリが11日、バンチャークを引受先とする33億バーツ(約148億8000万円)の増資を実施。資本金を50億7800万バーツに引き上げた。株式の残り35%は既存株主が持つ。
タイカリは2008年設立。144万平方キロメートルの鉱区で開発を進めており、年産能力は第1期が13万4000トン、第2期が30万トンとする計画。坑道掘削などの工事は、中国の鉱山エンジニアリング会社、中国石炭建設集団第三工程局に委託している。
タイカリによると、タイには年80万トンのカリ肥料が輸入されており、輸入額は100億バーツを超える。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
タイカリが11日、バンチャークを引受先とする33億バーツ(約148億8000万円)の増資を実施。資本金を50億7800万バーツに引き上げた。株式の残り35%は既存株主が持つ。
タイカリは2008年設立。144万平方キロメートルの鉱区で開発を進めており、年産能力は第1期が13万4000トン、第2期が30万トンとする計画。坑道掘削などの工事は、中国の鉱山エンジニアリング会社、中国石炭建設集団第三工程局に委託している。
タイカリによると、タイには年80万トンのカリ肥料が輸入されており、輸入額は100億バーツを超える。
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