【亜州ビジネス編集部】不動産開発のデュアルタップ（本社：東京都品川区）は15日、栄養ドリンク開発・販売のキーバ（本社：東京都渋谷区）とクアラルンプールに設立した合弁会社がキーバ製品の販売を開始したと発表した。イスラムの戒律に沿っていることを示すハラル認証を取得しており、マレーシアを皮切りにインドネシアや中東への販売エリア拡大を目指す。

　コンビニエンスストア「セブン―イレブン」で栄養ドリンク「キーバ」の販売を開始した。日本で販売する製品の特徴を生かしながら、現地市場に合わせて成分や内容量を調整した。

　両社は販売に向けて2020年に合弁会社のキーバマレーシアを設立。キーバが51％、デュアルタップが49％を出資する。キーバがアジア進出を希望する一方、デュアルタップは食の分野で提携先を探していたことから、合弁での事業展開が実現した。

　デュアルタップはマレーシアで、2012年からコンドミニアム（分譲マンション）の建物管理を行っている。


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