【亜州ビジネス編集部】携帯電話キャリア大手のセルコムデジは15日、ソフトバンク、住友商事のシンガポール子会社でデジタル事業を手掛けるSC Nexの2社との間で、デジタルトランスフォーメーション（DX）分野で戦略提携を締結したと発表した。日系2社が持つ人工知能（AI）やロボット関連の最先端技術を活用することで、マレーシア企業のDX導入を加速する。

　セルコムデジは、アグリテック（IT＝情報技術を活用した農業）やスマートシティー開発などの分野でも、両社と連携してDXソリューションの共同開発を進めることを検討している。イドゥハム・ナワウィ最高経営責任者（CEO）は、今回の提携により国内企業が革新的な技術を迅速に活用できるようになると期待を示した。


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