太陽光発電設備メーカーの米SEGソーラーは9月30日、中部ジャワ州で工場を着工したと発表した。5億米ドル以上を投資するもので、サプライヤーと協力し、シリコンインゴットからウエハー、セル、モジュールまでを製造する垂直統合型の生産拠点とする。

　同州グランドバタン市に建設する。発電効率が高く近年注目されている「N型」セルを製造。第1期では3000人以上を雇用し、年産能力を出力ベースで5ギガワット（GW）とする計画で、来年第2四半期の完成を目指す。

　SEGソーラーは2016年設立。工場を米国やタイ、中国などに構え、昨年までに出力ベースで累計5GWの太陽光モジュールを出荷した。年産能力は今年末までに5.5GWを見込んでおり、インドネシア工場の新設でさらに強化する。


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