ニュース 2024/02/11 19:59
シンガポール:TDKの投資ファンド、半導体変圧器企業に出資 
日系企業 電力 電子・電気 シンガポール
事業の初期に当たる「シードラウンド」での出資で、アンペアサンドは計1245万米ドルを調達。政府系投資会社テマセク・ホールディングスと米VCのマテリアルインパクトが主導し、TDKのほか、米VCのフットヒル・ベンチャーズも参加した。
SSTは、電圧を制御するパワー半導体や制御回路、高周波変圧器を内蔵した変圧器。コイルや絶縁油で構成する従来型の変圧器に比べて小型化したり、電力損失を低減したりすることが可能となる。アンペアサンドは、高効率な「炭化ケイ素(SiC)パワー半導体」を用いたSSTシステムを提供しており、メガワット(MW)規模の急速充電設備のインフラ構築などへの活用が見込まれている。
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