バイクやスノーモービルを製造する米ポラリスは11日、北部ビンフック省でバイク工場を開所した。3600万米ドルを投じたもので、同社にとりベトナムで2カ所目、世界20カ所目の工場となる。ザ・インベスターが同日付で伝えた。
　第2工場は2023年5月に着工。バティエン第2工業団地の12万平方メートルの敷地に建設した。「インディアン・モーターサイクル」ブランドの大型バイクを製造する。
　第1工場はビンフック省のカイクアン工業団地にあり、部品の組み立てなどを行う。新工場の開所で総勢600人体制とし、年産能力はバイク1万台、バイクエンジン3万基となった。製品はいずれも輸出する。
　ポラリスは1954年設立。スノーモービルの製造から始め、その後バイクや全地形対応車（ATV）なども投入した。従業員は約1万6000人で、世界120カ国以上で販売している。


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