【亜州ビジネス編集部】石油・ガス関連のダイアログ・グループ（DLG）は7日、圧力容器などを生産する森松工業（本社：岐阜県本巣市）のグループとの合弁会社がジョホール州の工場を拡張すると発表した。投資額は2億5000万リンギ（約80億8000万円）。プロセス機器の組み立てなどを手掛ける工場で、1万8245平方メートルの施設を新たに設ける。

　合弁会社の森松ダイアログ（マレーシア）がこのほど起工式を行った。2025年第1四半期の完成を見込む。拡張後は、電気自動車（EV）用電池や半導体の原材料などの生産設備に力を入れるとしている。年商3億リンギを目指す。

　同合弁は2021年設立。森松工業の中国グループ会社、森松国際が51％、ダイアログが49％を出資する。


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