ニュース 2025/01/22 20:57 NEW!!
ベトナム:分譲住宅の投資利回り、南部ビンズオン省が最高
経済・統計 不動産 ベトナム
不動産専門サイトのバトドンサンの調査で、分譲住宅の投資利回りが南部ビンズオン省で4.7%となり、63省市で最も高いことが分かった。同省では購入価格が比較的安い一方、外国直接投資(FDI)が盛んで専門家や労働者が多く集まる。旺盛な需要が賃料上昇を後押しし、投資利回りが高くなっている。
都市圏の平均利回りは、ハノイ市が3.7%、ホーチミン市が3.6%、南部バリアブンタウ省が3.3%など。全国平均は3.7%で、ビンズオン省はこれを大きく上回った。同省では利回りが6.0~7.5%に達する物件もあるという。
同サイトはビンズオン省について、分譲住宅の販売価格が1平方メートル当たり平均4500万~5000万ドン(約28万~31万円)と、ハノイ市やホーチミン市の半分程度の水準にあると指摘。また工業団地が多くFDIが旺盛で、国内外から多くの専門家や労働者が集まっており、住宅需要は高いとした。専門家が入居するような物件の家賃は1ベッドルームで月1200万ドン、2ベッドルームで1800万~2000万ドンと高めに設定しても入居が後を絶たず、高利回りにつながっている。
対照的に、ハノイ市やホーチミン市では中級物件でも販売価格が1平方メートル当たり8000万~1億ドンと初期投資がかさむ一方、供給過多で賃料は上がっておらず、1ベッドルーム当たりの賃料は700万~1200万ドン程度しか設定できない状況という。
また、ビンズオン省の投資利回りの高さは、需要に対して供給が追いついていない課題の表れでもあると指摘。省内では特に1平方メートル当たりの販売価格が40万ドンを超える高級物件の割合が、省都のトゥーザウモット市で7.2%、トゥアンアン市では2.4%、ジーアン市では皆無で、高所得者や専門家向けの物件は今後も供給不足が続く見通しとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
都市圏の平均利回りは、ハノイ市が3.7%、ホーチミン市が3.6%、南部バリアブンタウ省が3.3%など。全国平均は3.7%で、ビンズオン省はこれを大きく上回った。同省では利回りが6.0~7.5%に達する物件もあるという。
同サイトはビンズオン省について、分譲住宅の販売価格が1平方メートル当たり平均4500万~5000万ドン(約28万~31万円)と、ハノイ市やホーチミン市の半分程度の水準にあると指摘。また工業団地が多くFDIが旺盛で、国内外から多くの専門家や労働者が集まっており、住宅需要は高いとした。専門家が入居するような物件の家賃は1ベッドルームで月1200万ドン、2ベッドルームで1800万~2000万ドンと高めに設定しても入居が後を絶たず、高利回りにつながっている。
対照的に、ハノイ市やホーチミン市では中級物件でも販売価格が1平方メートル当たり8000万~1億ドンと初期投資がかさむ一方、供給過多で賃料は上がっておらず、1ベッドルーム当たりの賃料は700万~1200万ドン程度しか設定できない状況という。
また、ビンズオン省の投資利回りの高さは、需要に対して供給が追いついていない課題の表れでもあると指摘。省内では特に1平方メートル当たりの販売価格が40万ドンを超える高級物件の割合が、省都のトゥーザウモット市で7.2%、トゥアンアン市では2.4%、ジーアン市では皆無で、高所得者や専門家向けの物件は今後も供給不足が続く見通しとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。