ニュース 2024/09/19 20:58
タイ:8月の産業景況感指数、2カ月ぶり低下
経済・統計 タイ
タイ工業連盟(FTI)が18日発表した2024年8月の産業景況感指数(100以上が好感)は87.7となり、前月から1.6ポイント低下した。指数の低下は2カ月ぶり。自動車ローンの与信厳格化による新車販売の低迷などがマイナスに影響した。
クリアンクライ会長は指数下落の要因として他にも、◆原燃料価格の上昇により生産コストが増加していること◆安価な輸入品の流入で国産品の需要が減退していること◆北部と中部で洪水被害が発生していること――などを挙げた。一方、プラス要因には、◆新首相が選出され、国内政治情勢の見通しが明るくなり始めたこと◆入国制限の緩和に伴い外国人観光客が増えていること――などを挙げた。
3カ月後見通し指数は93.9となり、前月から1.3ポイント低下した。法定最低賃金を1日400バーツ(約1710円)に引き上げる政府の政策などが懸念され、2カ月ぶりに低下した。
指数は「良い、良くなった」と回答した企業の割合から「悪い、悪くなった」と回答した企業の割合を差し引き、100ポイントを足した値。100を上回れば「好感」とされる。今回の調査対象は製造業の1330社。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
クリアンクライ会長は指数下落の要因として他にも、◆原燃料価格の上昇により生産コストが増加していること◆安価な輸入品の流入で国産品の需要が減退していること◆北部と中部で洪水被害が発生していること――などを挙げた。一方、プラス要因には、◆新首相が選出され、国内政治情勢の見通しが明るくなり始めたこと◆入国制限の緩和に伴い外国人観光客が増えていること――などを挙げた。
3カ月後見通し指数は93.9となり、前月から1.3ポイント低下した。法定最低賃金を1日400バーツ(約1710円)に引き上げる政府の政策などが懸念され、2カ月ぶりに低下した。
指数は「良い、良くなった」と回答した企業の割合から「悪い、悪くなった」と回答した企業の割合を差し引き、100ポイントを足した値。100を上回れば「好感」とされる。今回の調査対象は製造業の1330社。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。