ニュース 2022/05/10 20:59
マレーシア:三井物産とエフピコ、食品容器最大手を買収
日系企業 農業・食品 ゴム・プラスチック マレーシア
【亜州ビジネス編集部】三井物産と食品容器メーカーのエフピコは9日、簡易食品容器でマレーシア最大手のリースーンセン・プラスチック・インダストリーズ(LSSPI)を共同で買収すると発表した。三井物産が60%、エフピコが40%を出資し、総額約160億円で全株式を取得する。東南アジアで拡大する需要を取り込む狙い。
LSSPIの親会社であるSCGMと売買契約を締結した。8〜9月ごろに取得手続きを終える予定。買収後は、三井物産の出資・提携先を活用した販売拡大に加え、エフピコが持つ生産ノウハウや製品開発技術を導入することにより、LSSPIの営業力強化や生産能力増強、高付加価値製品の開発などを推進する。
LSSPIは1984年設立で、資本金1億877万リンギ。食品トレーや出前用の簡易容器などを生産し、東南アジアを中心に販売している。SCGMは今回の売却益を3億9369万リンギ(約117億円)と見込んでいる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
LSSPIの親会社であるSCGMと売買契約を締結した。8〜9月ごろに取得手続きを終える予定。買収後は、三井物産の出資・提携先を活用した販売拡大に加え、エフピコが持つ生産ノウハウや製品開発技術を導入することにより、LSSPIの営業力強化や生産能力増強、高付加価値製品の開発などを推進する。
LSSPIは1984年設立で、資本金1億877万リンギ。食品トレーや出前用の簡易容器などを生産し、東南アジアを中心に販売している。SCGMは今回の売却益を3億9369万リンギ(約117億円)と見込んでいる。
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