【亜州ビジネス編集部】化学メーカーのJSRは、シンガポールに半導体材料事業の現地法人を設立すると発表した。東南アジアで営業・マーケティング活動を強化する。
　新会社JSRエレクトロニック・マテリアルズ・シンガポールを10月1日付で設立する予定。12月ごろに稼働を開始する。
　シンガポールではこれまで、欧州子会社JSRマイクロの支店を通じて事業を行ってきた。欧米や台湾の主要半導体メーカーなどが現地に工場を構えていることから、JSRは、シンガポールが既存事業に加えて新規メモリーやパワー半導体向けなどでも新たな事業機会の獲得に期待できる重要な市場とみている。


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