【亜州ビジネス編集部】テレビ東京ホールディングスは、芸術作品などデジタル資産の複製を困難にする「非代替性トークン（NFT）」を用いたゲームを運営するデジタルエンターテイメント（DEA、本社：シンガポール）に出資したと発表した。テレビ東京が手掛ける番組などのキャラクターが登場するゲームの展開や、商品化事業の拡大を図る。

　転換社債を引き受けることで220万米ドルを出資した。株式の保有比率は数パーセントとなる見通し。

　DEAは2018年設立。現在は3つのNFTゲームを運営しており、世界100カ国で250万人以上の利用者を抱える。22年7月期の売上高は71億円だった。

　テレビ東京HDは放送事業に頼らない収益構造への改革を進めており、配信やアニメ、イベント、通販などの事業に力を入れている。


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