【亜州ビジネス編集部】カルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）は5日、マレーシアで「蔦屋書店」と「TSUTAYA BOOKSTORE」の出店を開始すると発表した。フランチャイズ（FC）事業を展開するための合弁会社を双日と設立。現地企業とFC契約を結び、今年春をめどにクアラルンプール市内の商業施設内に東南アジア初店舗を開設する。
　まず同市南部で昨年末に開業した商業施設「パビリオン・ブキジャリル」に蔦屋書店を出店する。カフェを併設する複合書店とする計画。経済成長率が高く、若年層が多いことなどからマレーシアへの進出を決めた。
　双日は、FC契約先の現地企業プレミア・スタイル・トレーディングにも出資する。出資比率は双日が19％、現地の不動産会社グローバル・オリエンタルが81％。プレミアはCCCとの間でFC契約や商品の購入契約を交わし、事業を行う。


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