【亜州ビジネス編集部】北国フィナンシャルホールディングス（FHD）傘下でコンサルティング事業を手掛けるCCイノベーション（本社：石川県金沢市）は、シンガポールに現地法人を設立すると発表した。現地に進出する日本企業のニーズが多様化する中、FHDはサービスを高度化することで支援体制を強化する。一方、傘下の北国銀行シンガポール支店はCCの現法設立後に閉鎖する。

　CCは7月に新会社のCCイノベーションシンガポールを全額出資で設立し、10月に業務を開始する。昨年に設立したタイ法人やベトナム法人とも連携しながら、東南アジアで顧客支援を強化する。

　北国銀行のシンガポール支店は2016年開業。閉鎖後にFHDの海外拠点は、CCが展開するシンガポール、タイ、ベトナムの現法と、北国銀行のベトナム・ホーチミン駐在員事務所、中国・上海駐在員事務所の5カ所となる。


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