【亜州ビジネス編集部】コンタクトレンズ大手のメニコンは26日、ケダ州クリムに1日使い捨てコンタクトレンズの工場を建設すると発表した。クリム・ハイテク工業団地の土地を取得し、8月に着工。来年12月の完成を予定している。生産能力を増強し、日本国内外で安定供給を図る。
　現地法人のメニコンマレーシアが工場を設ける。敷地面積は20万平方メートル、延床面積は4万5000平方メートル。建設では今月末にも日揮ホールディングスのグループと契約を結ぶ予定で、契約総額は約178億円に上る。
　メニコンは26日、同現法の増資も発表した。工場建設に向け、資本金を現在の1400万リンギ（約4億4800万円）から1億8491万2000リンギに増強。メニコンは全額出資を維持する。


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