ニュース 2022/01/12 20:59
マレーシア:広島ガス、国営石油から脱炭素LNG調達
日系企業 エネルギー・水 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】国営石油ペトロナスは、温室効果ガスを実質的に相殺した液化天然ガス(LNG)を広島ガスに納入したと発表した。広島ガスの廿日市工場(広島県)に届けた。広島ガスが同様のLNGを導入するのは初めてで、4月以降に大口顧客への販売を開始する。
ペトロナスは、ガス採掘から液化、輸送までの各過程で発生する温室効果ガスを、カーボンクレジット(排出枠)を使って相殺。カーボンニュートラルの基準を満たしていることを示す、国際認証「ベリファイド・カーボン・スタンダード(VCS)」を得ている。
同社はガス供給網の脱炭素に向けた取り組みとして、他にも水力発電によって発電された電力の使用や、ガス田で産出される二酸化炭素(CO2)を回収して再度地下に圧入する「CCS技術」の活用などを進めている。
カーボンニュートラルLNGの出荷は昨年半ばに開始。初の案件では四国電力の坂出LNG基地(香川県)に届けた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ペトロナスは、ガス採掘から液化、輸送までの各過程で発生する温室効果ガスを、カーボンクレジット(排出枠)を使って相殺。カーボンニュートラルの基準を満たしていることを示す、国際認証「ベリファイド・カーボン・スタンダード(VCS)」を得ている。
同社はガス供給網の脱炭素に向けた取り組みとして、他にも水力発電によって発電された電力の使用や、ガス田で産出される二酸化炭素(CO2)を回収して再度地下に圧入する「CCS技術」の活用などを進めている。
カーボンニュートラルLNGの出荷は昨年半ばに開始。初の案件では四国電力の坂出LNG基地(香川県)に届けた。
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