【亜州ビジネス編集部】地場不動産開発のサイムダービー・プロパティーは29日、三井物産と三菱地所との3社合弁で首都圏セランゴール州クランに新たな物流施設を建設すると発表した。3社合弁の物流施設は3棟目。仏物流大手シーバロジスティクスなどの入居が決まっている。
　新倉庫は2階建てで延べ床面積4万5000平方メートル。3社がブキットラジャ地区で共同開発する物流施設・工場開発事業の一部となるもので、同日に着工式典を行った。来年第2四半期の完成を見込む。シーバのほか、地場の日用消費財（FMCG）配送会社が入居する。
　3社はこれまで現地で2棟、計3万6000平方メートルの物流施設を開発。シーバや家電販売大手のセンヘン・エレクトリックなどが入居している。


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