ニュース 2023/03/12 21:56
マレーシア:中銀が政策金利据え置き、2会合連続で
経済・統計 政策・政治 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】マレーシア中央銀行は9日、定例の金融政策決定会合の結果、翌日物政策金利(OPR)を2.75%に維持する決定を下したと発表した。据え置きは2会合連続。昨年5月から4会合連続の利上げでインフレ抑制効果が出始めたため、金利水準を据え置いて景気を下支えする。
ロイター通信によれば、金利据え置きはアナリスト予想通り。中銀はインフレが次第に弱まると予想する一方、世界的な景気後退や金融引き締めなどのダウンサイドリスクがあるとし、金利据え置きで景気を下支えする意向を示した。
中銀は2022年5月、OPRを1.75%から2.00%に引き上げ、4年4カ月ぶりの利上げを敢行。それまで10会合連続で過去最低の金利水準を維持していたが、新型コロナウイルス禍からの経済回復が如実に見られ、インフレ圧力が高まる中で金融正常化にかじを切った。以降は4会合連続の利上げで1.00ポイント引き上げ、2.75%とした。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ロイター通信によれば、金利据え置きはアナリスト予想通り。中銀はインフレが次第に弱まると予想する一方、世界的な景気後退や金融引き締めなどのダウンサイドリスクがあるとし、金利据え置きで景気を下支えする意向を示した。
中銀は2022年5月、OPRを1.75%から2.00%に引き上げ、4年4カ月ぶりの利上げを敢行。それまで10会合連続で過去最低の金利水準を維持していたが、新型コロナウイルス禍からの経済回復が如実に見られ、インフレ圧力が高まる中で金融正常化にかじを切った。以降は4会合連続の利上げで1.00ポイント引き上げ、2.75%とした。
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