ニュース 2021/05/12 20:59
シンガポール:大崎電気、ビル管理システム子会社を東テクに売却
日系企業 建設 電子・電気 機械 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】計測制御機器メーカーの大崎電気工業は11日、シンガポールのビル管理システム事業子会社、クオンタム・オートメーション(QA)を空調機器商社の東テクに売却すると発表した。売却によって海外の経営資源を中核の電力量計事業に集中する狙い。一方の東テクは、自社の営業力とQAの技術力を掛け合わせ、東南アジアで業容拡大を図る。
大崎電気は、電力量計事業を手掛けるシンガポールの子会社EDMIを通じてQAに100%出資しており、9月末にも全株式を40億円で譲渡する予定。獲得した現金をEDMIの運転資金や合併・買収(M&A)などの費用に充てて、電力量計事業を強化する。
QAは1979年設立。シンガポールを中心に東南アジア各国で事業展開している。2020年の連結決算は、売上高が3036万シンガポールドル(約24億2900万円)、営業利益が203万シンガポールドルだった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
大崎電気は、電力量計事業を手掛けるシンガポールの子会社EDMIを通じてQAに100%出資しており、9月末にも全株式を40億円で譲渡する予定。獲得した現金をEDMIの運転資金や合併・買収(M&A)などの費用に充てて、電力量計事業を強化する。
QAは1979年設立。シンガポールを中心に東南アジア各国で事業展開している。2020年の連結決算は、売上高が3036万シンガポールドル(約24億2900万円)、営業利益が203万シンガポールドルだった。
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