【亜州ビジネス編集部】自動車販売などを手掛けるナザ・グループは9日、スズキの小型乗用車「スイフトスポーツ」の発売を発表した。スズキの四輪車のマレーシア市場投入は5年ぶり。ナザにとっては初の日本車ブランドとなる。

　傘下のナザ・イースタン・モーターズがスズキ車の販売権を取得。首都圏セランゴール州ペタリンジャヤにあるナザの販売拠点「ナザオートモール」内にスズキ車の旗艦店を設けた。現地報道によると、下半期には小型四輪駆動車「ジムニー」の投入を予定している。

　ナザは自動車販売や不動産開発などを手掛けており、自動車部門は伊フェラーリや独メルセデス・ベンツなどを取り扱っている。

　スズキはマレーシアで、2016年まで複合企業DRBハイコムとの合弁会社を通じて四輪車を販売していた。


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