【亜州ビジネス編集部】IHIは、シンガポール科学技術研究庁（A*STAR）と持続可能な航空燃料（SAF）の合成技術に関する共同研究を開始したと発表した。A*STAR傘下の化学・エネルギー・環境持続可能性研究所（ISCE2）と組み、IHIと同研究所が持つ触媒技術を活用。二酸化炭素（CO2）と水素からSAF の原料となる液体炭化水素を効率良く合成できる技術の開発を進める。
　共同研究によってSAF生産の要素技術となる触媒の開発を加速する。3年間で触媒の要素開発を終え、早期の商用化を目指す方針。反応器やプロセス開発は主にIHIが行う。


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