【亜州ビジネス編集部】エクシオグループ（旧協和エクシオ）は14日、信号・通信設備工事を手掛ける68システムズ＆プロジェクトエンジニアリング（本社：シンガポール）の株式80％を取得したと発表した。海外の都市インフラ事業強化の一環。電気設備や空調設備を手掛ける現地のグループ会社との連携により、各種サービスを一元的に提供する。

　アジア事業を統括する現地法人のエクシオ グローバルを通じて株式を取得した。68システムズは1993年設立。MRT（地下鉄・高架鉄道）の通信ケーブルと、無線を使用した「CBTC」と呼ばれる列車制御システムの工事を中心に事業展開している。仏アルストムや独シーメンスといった大手企業から高い信頼と評価を得ているという。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。