【亜州ビジネス編集部】PR大手のプラップジャパンは、シンガポール企業のワイルド・アドバタイジング＆マーケティングを買収すると発表した。ワイルドはフェイスブックなど交流サイト（SNS）のマーケティングやコンテンツ制作に強みを持つ。プラップジャパンの海外事業の顧客はこれまで日系企業が中心だったが、ワイルドの買収により今後は東南アジアの地場企業の開拓も進める。

　現地子会社のプラップアジアを通じて来月にも株式80％を取得する。取得額は非公表。ワイルドの株式は現在、経営陣の2人が所有している。

　ワイルドは2009年設立。シンガポール政府機関・公共機関のデジタルキャンペーンを数多く手掛けた実績があるほか、地場企業やグローバル企業を顧客に擁している。19年12月期の業績は、売上高が3億1628万円、純利益が2816万円だった。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。