ニュース 2019/11/21 20:59
タイ:10月の産業景況感指数、過去1年5カ月で最低
経済・統計 タイ
タイ工業連盟(FTI)が20日発表した2019年10月の産業景況感指数(100以上が好感)は91.2となり、前月比0.9ポイント低下した。指数は5カ月連続で低下し、過去1年5カ月で最低となった。
スパン会長は指数下落の要因として、◆購買力の低下に対する懸念◆銀行のローン審査厳格化による中小企業の資金難◆米中貿易摩擦の長期化――などを挙げた。業種別では自動車や電子製品、ガスなどで指数が低下。一方、衣類や食品、医薬品などは上昇した。
3カ月後見通し指数は102.9となり、前月比0.5ポイント低下。米政府による特恵関税制度(GSP)適用の一部停止や英国の欧州連合(EU)離脱など、景気の先行き不透明感が懸念され、4カ月ぶりの低下となった。
指数は「良い、良くなった」と回答した企業の割合から「悪い、悪くなった」と回答した企業の割合を差し引き、100ポイントを足した値。100を上回れば「好感」とされる。今回の調査対象は製造業1211社。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
スパン会長は指数下落の要因として、◆購買力の低下に対する懸念◆銀行のローン審査厳格化による中小企業の資金難◆米中貿易摩擦の長期化――などを挙げた。業種別では自動車や電子製品、ガスなどで指数が低下。一方、衣類や食品、医薬品などは上昇した。
3カ月後見通し指数は102.9となり、前月比0.5ポイント低下。米政府による特恵関税制度(GSP)適用の一部停止や英国の欧州連合(EU)離脱など、景気の先行き不透明感が懸念され、4カ月ぶりの低下となった。
指数は「良い、良くなった」と回答した企業の割合から「悪い、悪くなった」と回答した企業の割合を差し引き、100ポイントを足した値。100を上回れば「好感」とされる。今回の調査対象は製造業1211社。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。