【亜州ビジネス編集部】電気設備や空調設備の工事を手掛けるダイダン（本社：大阪市西区）は2日、シンガポールに完全子会社を設立したと発表した。現地法人の設立で事業拡大を図る。これまでは、1979年に開設したシンガポール支店を通じて設備工事を行っていた。
　新会社のダイダン・インターナショナル・アジアを1日付で設立した。資本金は500万シンガポールドル（約4億円）。電気工事や空調工事、水道衛生工事、消防施設工事、機械器具設置工事の設計、監理、施工を手掛ける。
　ダイダンは東南アジアで、タイのバンコクとベトナムのハノイにも現地法人を構えて事業展開している。シンガポールの現地法人は域内の中心的な拠点としての役割も担う。


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