ニュース 2022/12/15 20:59
マレーシア:ユーグレナと国営石油など、バイオ燃料工場を検討
日系企業 石油 建設 農業・食品 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】ユーグレナは14日、国営石油ペトロナス、イタリアの石油・ガス大手エニとの3社で、ジョホール州にバイオ燃料工場を建設する計画の共同検討を開始したと発表した。廃油などを原料に航空機や自動車などの燃料を生産し、各国に供給する計画。2025年の工場完成を目指す。
石油化学コンプレックス「ペンゲラン・インテグレーテッド・コンプレックス(PIC)」内に建設する予定。廃食油のほか、植物油の加工に伴う廃棄物などの原料を用いて、持続可能な航空燃料(SAF)などのバイオ燃料を生産する。原料の処理能力は年間で約65万トン、燃料の生産能力は日量1万2500バレルを計画する。来年中に最終投資決定を行う見通し。
事業規模は10億米ドルが見込まれ、ユーグレナは権益30%の取得を目指す。将来は同社が培養する微細藻類由来の藻油を原料として使用することも検討する。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
石油化学コンプレックス「ペンゲラン・インテグレーテッド・コンプレックス(PIC)」内に建設する予定。廃食油のほか、植物油の加工に伴う廃棄物などの原料を用いて、持続可能な航空燃料(SAF)などのバイオ燃料を生産する。原料の処理能力は年間で約65万トン、燃料の生産能力は日量1万2500バレルを計画する。来年中に最終投資決定を行う見通し。
事業規模は10億米ドルが見込まれ、ユーグレナは権益30%の取得を目指す。将来は同社が培養する微細藻類由来の藻油を原料として使用することも検討する。
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