【亜州ビジネス編集部】パナソニックは23日、シンガポールでの冷蔵庫用コンプレッサー（圧縮機）の生産を打ち切ると発表した。来年9月末までに停止し、マレーシア・マラッカ州と中国江蘇省無錫市の既存工場に移管する。冷蔵庫用コンプレッサー事業の本社機能と研究開発（R&D）機能は残す。

　シンガポールでは約50年に渡って冷蔵庫用コンプレッサーを生産してきた。生産撤退は従業員のうち700人に影響する見通しで、同社は政府機関などと協力しながら支援を進める。シンガポールのグループの従業員数は1400人に減る。


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