【亜州ビジネス編集部】信金中央金庫は1月28日、シンガポールに全額出資の現地法人を設立すると発表した。中小企業による東南アジアを中心とした海外進出の増加が続く中、ファイナンスや販路開拓などの支援体制を強化する。

　2月に信金シンガポールを設立し、7月に営業を開始する。資本金は10億円。信用金庫取引先の海外子会社向けの貸し出しや、海外進出・販路開拓の支援などを行う。

　海外では現在、英ロンドンに子会社を構えるほか、タイ・バンコク、米ニューヨーク、中国上海市、香港の4カ所に駐在員事務所を展開。また、タイやベトナムなどの大手地場銀行9行と業務提携している。


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