ニュース 2023/03/22 20:59
マレーシア:ちとせ、世界最大規模の藻類生産設備を稼働
日系企業 農業・食品 エネルギー・水 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】バイオベンチャーのちとせグループは、サラワク州で建設を進めていた大型の藻類生産設備が完成し、稼働を開始したと発表した。面積は5万平方メートルで世界最大規模という。持続可能な航空燃料(SAF)の原料向けなどに大規模培養技術の確立を図るほか、様々な用途の開発を行う。来月4日に開所式を行う。
今回完成した生産設備「C4」は、効率的な藻類の生産と大規模化を実現できるという。隣接する火力発電所が排出するガス中の二酸化炭素(CO2)を活用して藻類を生産する実証試験を既に開始した。年間で700トンのCO2を固定しながら350トンの藻類バイオマス(乾燥重量)の生産を目指す。SAF以外では、化成品や化粧品、燃料、飼料、食品などの幅広い用途を開発する。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
今回完成した生産設備「C4」は、効率的な藻類の生産と大規模化を実現できるという。隣接する火力発電所が排出するガス中の二酸化炭素(CO2)を活用して藻類を生産する実証試験を既に開始した。年間で700トンのCO2を固定しながら350トンの藻類バイオマス(乾燥重量)の生産を目指す。SAF以外では、化成品や化粧品、燃料、飼料、食品などの幅広い用途を開発する。
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