【亜州ビジネス編集部】三井化学は26日、子会社の三井フェノール・シンガポール（MPS）の全株式を石油化学事業の英イネオス・ホールディングスに譲渡すると発表した。譲渡額は3億3000万米ドル。フェノール事業再編の一環で、来年3月にも譲渡する。

　MPSは1999年設立。フェノールやアセトン、ビスフェノールAなどを生産販売している。三井化学は現状で95％を出資しており、残り5％を三井物産から事前に取得した上で、全株式をイネオスに売却する。


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