【亜州ビジネス編集部】装着型ロボット開発のスタートアップ、サイバーダイン（本社：茨城県つくば市）は21日、クアラルンプールに子会社を設立すると発表した。事務所を現地法人に移行し、装着型ロボットの営業とアフターサービスを強化する。

　来月にサイバーダイン・マレーシア（仮称）を設立する。資本金は100万リンギ（約2700万円）。サイバーダインが全額出資する。

　サイバーダインはリハビリ施設などで使う機能回復訓練用の装着型ロボット「HAL」を開発。2018年以降にアジア太平洋地域で事業展開し、これまで7カ国・地域で導入を進めてきた。マレーシアでは政府の支援もあり、日本に次ぐ数のロボットが稼働。また、マレーシアの公的機関が持つネットワークを活用した営業活動により、インドやインドネシアでHALを導入した。


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