【亜州ビジネス編集部】大阪ガスは18日、水素と二酸化炭素（CO2）から天然ガスの主成分であるメタンを合成する「メタネーション」事業の実現可能性調査をシンガポールで開始すると発表した。都市ガス会社のシティーエナジーなど地場企業と共同調査の実施について合意した。

　半年間の調査で、メタネーション設備の立地や技術のほか、CO2や水素の供給・輸送方法について検討する。水素はシンガポール国内外から調達し、同国内で回収したCO2と合成メタンを生成する計画。既存のガス配管を利用して需要に応える。


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