ニュース 2021/02/10 20:59
マレーシア:JERAと国営石油、脱炭素分野で協業へ
日系企業 電力 石油 エネルギー・水 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】東京電力ホールディングスと中部電力が折半出資する発電会社JERAは10日、マレーシアの国営石油ペトロナスと脱炭素分野での協業に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。燃料用のアンモニアや水素の製造・供給などで連携の可能性を協議する。
JERAは自社事業から排出される二酸化炭素(CO2)を2050年に実施ゼロにする目標を掲げ、発電燃料としてアンモニアや水素の利用を推進している。ペトロナスは再生可能エネルギー由来の電力を使ったアンモニアと水素の製造について検討を進めており、両社は協業で事業機会の拡大を図る。
両社はこれまで40年にわたり、液化天然ガス(LNG)売買について協力してきた。今回のMOUでは、LNGの利用促進に関する提携強化にも合意。船舶にLNG燃料を供給する「バンカリング」関連の供給網構築について協業の検討を進める。両社とも昨年秋にバンカリング事業を開始している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
JERAは自社事業から排出される二酸化炭素(CO2)を2050年に実施ゼロにする目標を掲げ、発電燃料としてアンモニアや水素の利用を推進している。ペトロナスは再生可能エネルギー由来の電力を使ったアンモニアと水素の製造について検討を進めており、両社は協業で事業機会の拡大を図る。
両社はこれまで40年にわたり、液化天然ガス(LNG)売買について協力してきた。今回のMOUでは、LNGの利用促進に関する提携強化にも合意。船舶にLNG燃料を供給する「バンカリング」関連の供給網構築について協業の検討を進める。両社とも昨年秋にバンカリング事業を開始している。
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