【亜州ビジネス編集部】三井住友銀行は10日、子会社のマレーシア三井住友銀行がリンギ建てイスラム金融商品の取り扱いを開始すると発表した。商品の幅を広げることで需要への対応を強化し、顧客基盤の拡大を図る。
　同子会社は2014年にイスラム金融業務を開始しており、このほどマレーシア中央銀行からリンギ建てイスラム金融商品の取り扱いについて認可を取得した。
　イスラム金融はイスラム法（シャリア）に則した金融取引の総称。利子を取ることや、酒類・豚肉などイスラムの教義に反するものを含む取引の禁止といった特徴がある。三井住友銀によると、イスラム金融市場は急速に拡大を続けており、中でもマレーシアで成長が顕著という。


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