【亜州ビジネス編集部】陸上交通庁（LTA）は13日、MRT（地下鉄・高架鉄道）の新路線「クロスアイランド線（CRL）」の第1期工事のうち、タビストック駅とトンネルの設計・建設を佐藤工業に発注したと発表した。発注額は4億700万シンガポールドル（約344億円）。今年第2四半期にも着工する。
　LTAはほか、タビストック駅に隣接するセラングーンノース駅の工事を発注したことも発表。地場建設会社のホック・リアン・セン・インフラストラクチャーが4億5400万シンガポールドルで請け負う。
　CRLの第1期は、チャンギ国際空港付近のアビエーションパーク駅から中央部のブライトヒル駅まで、29キロメートルの区間に12駅を設置する。2030年の開業が予定されている。


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