【亜州ビジネス編集部】マレーシア中央銀行は2日、インターネット専業銀行の免許申請について、先月末までの6カ月間の申請期間中に29件受領したと発表した。今後審査を行い、このうち最大5件について来年第1四半期に認可を出すとしている。

　中銀によれば、銀行や工業、テクノロジー、電子商取引（EC）、フィンテックなどで事業を行う企業からの申請を受け付けた。これには国営企業も含まれる。所定の基準を満たし、ネット専業銀の普及に貢献すると期待できる企業に対して認可を出す。

　ネット専業銀の立ち上げに向けては、通信大手アシアタ・グループが先月、金融大手のRHB銀行グループと組み、共同で免許申請すると発表。また、イオンフィナンシャルサービスと現地法人のイオンクレジットサービスマレーシアも同月末、免許取得に向けて共同で中銀に申請した。


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