【亜州リサーチ編集部】情報システムのインフォコム（本社：東京都渋谷区）は25日、医療従事者専用の交流サイト（SNS）を展開するシンガポールのドクイティ・ホールディングスと業務提携すると発表した。自社開発した東南アジア向けの薬剤情報システムをドクイティのSNSと連携し、SNSユーザーの医師がシステムを利用できるようにする。

　今回の提携により、インフォコムはシステムの販売拡大とデータベースの品質向上を見込む。一方、ドクイティはサービスの機能強化や新規登録者の獲得につなげる。

　ドクイティはインドネシアやフィリピンなど東南アジア6カ国でSNSを提供。同6カ国の医師の約半数がサービスを利用しているという。伊藤忠商事から出資を受けている。


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